2024年 4月 24日 (水)

「風呂敷」レジ袋有料化で再評価 売れ行き上々、使いこなすための「コツと注意点」

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「基本的に『真結び』ができるとほとんどの包み方はできます」

   風呂敷の普及などに取り組む日本風呂敷協会(京都市)事務局の担当者は取材に対し、風呂敷を使用する上でやはり「結び方」の重要性を次のように指摘する。

「コツや注意点としては、『正しく結ぶ』ということに尽きます。ほどけると中の物がこぼれ落ちたり、壊れてしまったりするためです。結び方を学ぶ方法としては、書籍やウェブなどにある動画、また、ふろしき教室などで体験することなどがあります。基本的に『真結び』ができるとほとんどの包み方はできます。真結びはほどけにくく、また使い終わると結びは解きやすい実用的な結び方です」(担当者)

   「真結び」は日ごろ紐などを結ぶのに使う「固結び」に近く、間違いやすい。担当者は「真結びはリボンの部分が自身と平行になる形の結びです。リボンが縦になる『縦結び』にならないことが重要です」としつつも、「風呂敷の包みを見ると一見難しそうですが、やってみると簡単なものが多いです」とも付け加えた。

   エコバッグとして使用しやすい素材やサイズについては「洗えて、サイズ展開が多い50センチから2メートルまでのもので、結びやすい綿素材がおすすめです。ポリエステルは撥水など機能性を持たせたものが多いです。こちらもコンパクトにたためる物が多いので、エコバッグとしても使いやすいですが、綿素材と比べるとほどけやすいので、しっかりと結ぶことが重要です。一方、絹はどちらかというとフォーマル用途です。多く使用されている縮緬(ちりめん)素材は水に濡れると収縮します」とのことだった。

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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