2024年 4月 19日 (金)

航空ファンの聖地・下地島空港が「宇宙飛行の拠点」に 2025~26年の就航目指す

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

1人あたりの価格は1400~1700万円を想定

   今回の計画では、PD社中心に「下地島宇宙港事業推進コンソーシアム(仮)」を設立し、宇宙飛行機の飛行試験を予定。それ以外にも(1)宇宙機用ハンガー(格納庫)を利用したテナント事業(2)宇宙旅行に対応する訓練事業(3)観光事業を展開する。

   PD社は旅行大手のエイチ・アイ・エス(HIS)、ANAホールディングス(HD)から出資を受けて機体の開発を進めており、現時点では無人実験機の6号機まで試験飛行が行われている。20年12月に機体を下地島に移動し、21年8月には下地島で格納庫の運用を始める。6号機と並行する形で、高度100キロまで飛べる無人の7号機の開発を進める。25年頃には有人飛行ができる8号機の飛行を目指す。

   PD社の緒川修治社長の9月11日の記者会見での説明によると、先行する英ヴァージングループなどの国外企業と比べて「(就航は)遅れること5年以内、市場価格の7割ぐらい」を目指す。具体的には、コロナ禍の影響を踏まえると、営業運航開始は25~26年、1人あたりの価格は1400~1700万円を想定。運航開始から1年間は100人以内、5年以内に年間1000人が体験できるようにする。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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