2020年 10月 30日 (金)

草なぎ剛から「素敵な涙」があふれた トランスジェンダー演じた映画、役作りの原動力

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   トランスジェンダー役を映画「ミッドナイトスワン」で主演した俳優・草なぎ剛さん(46)が2020年10月9日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で、同作の内田英治監督とともに記者会見し、役作りについて語った。草なぎさんは最初に脚本を読んだ段階で「すごく泣いてしまった」といい、その涙が演技につながっているという。

   海外の報道メディアが数多く集まる特派員協会での会見に「いつもの会見とは少し雰囲気が違うんですが」と少し戸惑った様子の草なぎさん。だがそれだけに「この作品が、少しずつですが本当にいろんな方に注目されているんだなという実感があります。大きく遠くに羽ばたいていっているのかなと感じます」と手応えも語った。

  • 日本外国特派員協会で会見した草なぎ剛さん
    日本外国特派員協会で会見した草なぎ剛さん
  • 会見で映画について語る草なぎ剛さん(右)と内田英治監督
    会見で映画について語る草なぎ剛さん(右)と内田英治監督
  • 草なぎ剛さん
    草なぎ剛さん
  • 内田英治監督
    内田英治監督
  • 日本外国特派員協会で会見した草なぎ剛さん
  • 会見で映画について語る草なぎ剛さん(右)と内田英治監督
  • 草なぎ剛さん
  • 内田英治監督

「流したその涙のエネルギーを役にのせることが、僕の一番の役作り」

   同作は内田監督のオリジナル脚本で9月25日公開。草なぎさんは出演の経緯に絡め、脚本を受け取った時のことをこう振り返っている。

「トランスジェンダーの役は難しいと思いましたが、それ以上に脚本から、感じたことのないような温かい気持ちが込められていると実感できたので、この素晴らしい作品に参加したいという気持ちが勝ってしまって、すぐに撮影に入りたい、触れてみたいという気持ちになりました」

   役作りにあたっては、「トランスジェンダーであることをあまり意識しなかった」。大事にしたのは、純粋に湧き出た「涙」だったという。

「脚本が持っているエネルギーみたいなものを役にのせようと。僕はこの脚本を初めて読んだ時に、すごく泣いてしまいました。その涙は何なのか分からなかったのですが、素敵な涙だと自分自身で感じました。流したその涙のエネルギーを役にのせることが、僕の一番の役作りだと思いました。だからそれを意識して演じました」

   「LGBT当事者の友人はいるか」との質問には、「LGBTの友達はいませんが、これまでの芸能活動で一緒に仕事させてもらった方は何人かいました。皆さんとても優しく、僕を助けてくれた方々でした」と草なぎさん。本作出演にあたり、トランスジェンダーを知る努力は当然惜しまなかった。

   制作にあたって20人以上のトランスジェンダー女性に取材をしてきたという同作。草なぎさんは撮影前、内田監督からトランスジェンダーのドキュメンタリーDVDや監督自身がまとめた資料を受け取り、トランスジェンダーの当事者とミーティングする機会も設けられたという。こうした一つ一つが「自分の中で役作りになったんじゃないかと思っています」と振り返った。

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