2024年 4月 19日 (金)

ネットニュースとコロナ禍 J-CASTが伝えた2020年【歳末ネットメディア時評】

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読者投稿が取材の原動力に

   この1年で、編集部の働き方も変わった。筆者は4月と5月に、「テレワークとは『戦い』である ネットニュース編集者が感じた『可能性と孤独』」「テレワーク、長期戦のために必要なのは... ネットニュース編集者が感じる『環境』の課題」と題して、在宅勤務のメリットや課題についてレポートした。

   編集部ではその後、マイクロソフトのチャットツール「Teams」を導入し、ネタ提案から送稿まで、オンライン上でやりとりするように。出社時の交通費も都度精算となり、定期券も継続購入しなくなった。Zoomでのオンライン取材も慣れてきた。一方で、現場へ出向いての取材は困難に。新たな原動力になったのは、読者からの投稿だった。

「メディアの力が無いとこのまま危険な状況が変わりません」
「店員はもう限界です。少しでも報道をして頂き会社の方針を変えてください」
「少しだけでもいいです。ぜひ、報道の力を貸してください。取り上げてください」
「感染させたくないので取材を直接してくださいとは言えないのですが、なにかしらの調査や記事での発信をしていただけないでしょうか」

   緊急事態宣言が全都道府県に拡大された4月16日以降、情報提供フォームへのメッセージが急増。発表資料では得られない「叫び」が記されていた。徐々に落ち着いてきたが、コロナ関連を問わず、いまでも日々、読者からの声が寄せられている。

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