2021年 5月 6日 (木)

大正時代からマンガを舞台化 NHK「おちょやん」で脚光浴びた宝塚歌劇団の先進性

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「ベルばら」以後、続々舞台化

   この「正ちゃんの冒険」以前にマンガを原作とした公演も存在しないので、1914(大正3)年創立の宝塚歌劇団の歴史の中でこれが初のマンガ原作ということになる。

   もっとも以後、戦後までマンガの舞台化は途絶え、1974(昭和49)年の「ベルサイユのばら」まで待たなければならない。この宝塚版・ベルばらの大ヒットにより劇団の人気も急上昇、「ベルばら」も定番の人気演目になった。

   「ベルばら」以後マンガ舞台化は宝塚の得意分野となり、上演された作品は「アンジェリク」(初演1980年)「オルフェウスの窓」(1983年)「あさきゆめみし」(2000年)「ポーの一族」(2018年)など枚挙にいとまがなく、再演される作品も少なくない。

   ジャンルも宝塚らしく少女マンガばかりかと思いきや、「猛き黄金の国」(2001年)「JIN」(2012年)「るろうに剣心」(2016年)、そして「シティーハンター」(2021年予定)と少年・青年マンガも手掛けている。

   「2.5次元」に先駆けてマンガの舞台化をヒットさせてきた宝塚だが、大正時代にヒットマンガに目を付けて上演したことに既にその先進性の片鱗があった、とはいえないだろうか。

   「シティーハンター」の後も、どんな作品の舞台化でファンを驚かせてくるか、注目と興味は尽きない。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

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