2024年 3月 29日 (金)

終電繰り上げ&大幅減便の一方で... 「府県をまたげる」フリーパス切符の販売が続く不思議

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   2021年4月25日、東京・京都・大阪・兵庫に緊急事態宣言が発出されたことを受け、国土交通省は終電の繰り上げや減便を4都府県の鉄道会社に要請した。

   府県をまたいだ移動を控える旨の呼びかけが出る一方で、阪神・阪急電車が乗り放題になるワンデーパスなど、一部の企画乗車券の販売は継続されている。

  • 画像大幅に減便される近鉄 京都~近鉄奈良間の特急列車
    画像大幅に減便される近鉄 京都~近鉄奈良間の特急列車
  • 画像大幅に減便される近鉄 京都~近鉄奈良間の特急列車

終電繰り上げや一部列車の運休を決めた関西大手私鉄

   近鉄では4月29日~5月5日の土休日において、特急列車の大幅な運休を行う。特急列車の運休率は全体で25%になり、大阪難波~近鉄奈良間が100%、大阪阿部野橋~吉野間が53%、京都~近鉄奈良間が44%の運休となる。

   また5月6日以降も運休を継続し、土・休日ダイヤにいたっては全体の半分の特急列車が運休する。

   阪神では土休日ダイヤにおける一部列車の運休に注意したい。運休する列車は大阪梅田駅発11時頃~15時頃までの尼崎行き急行計12本だ。この急行列車は尼崎駅で神戸三宮行き快速急行に接続している。

   終電の繰り上げに関して、京阪では4月30日から淀屋橋発0時20分樟葉行き深夜急行、0時22分萱島行き普通が運休に。淀屋橋発の最終列車は0時04分発淀行き準急となる。

   今回の終電の繰り上げや一部列車の運休により、深夜時間帯に帰宅するエッセンシャルワーカーに影響が出ることが心配される。とにかく、関西圏において深夜時間帯に鉄道を利用する際は各鉄道会社のホームページでダイヤを確認することをおすすめする。

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