2022年 7月 5日 (火)

「本質から外れている」「何を伝えたかったのか」 丸川五輪相「絆を取り戻す」発言に、大会関係者困惑

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   東京五輪開催へ逆風が強まるなか、丸川珠代五輪相の「絆」発言が波紋を広げている。

   スポーツ紙などの報道によると、丸川五輪相は2021年5月11日に行われた閣議後の定例会見で、五輪開催の意義について問われ「コロナ禍で分断された人々の間に絆を取り戻す大きな意義がある」と述べた。東京五輪の中心的立場にいる丸川五輪相の「絆」発言に大会関係者から困惑の声が上がっている。

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「絆を取り戻す」がトレンド上位に

   大会関係者のひとりは「丸川大臣の発言は非常に残念だ。オリンピック開催に向けて危機的状況にあるにもかかわらず、大臣の発言は的を射ておらず本質から外れているように思えた。いったい何を伝えたかったのか。こちらには全く伝わってこなかった」と率直に語った。

   丸川大臣の発言はSNS上でも大きな注目を集め、11日午後に「絆を取り戻す」がツイッターのトレンド上位に登場。丸川大臣の抽象的な発言に対しては厳しい意見が多くみられ、主張した五輪開催の「意義」はあまり響かなかったようだ。

   現状、医療ボランティアをはじめとし、選手へのワクチン接種や観客の有無など解決すべき問題が山積している。五輪本番を約2カ月後に控え、大会幹部は多くの決断を迫られる中、国内外で五輪開催への逆風が強まっている。

米有力紙はバッハ会長を「ぼったくり男爵」と揶揄

   国内では五輪開催反対へのデモや署名活動などが行われ、海外では米国有力紙ワシントン・ポストが国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長を痛烈に批判。5月5日付けの論評記事でバッハ会長を「ぼったくり男爵」と称し、金銭目的のために五輪開催を強要していると指摘した。

   また、五輪開催問題はアスリート個人にも影響を及ぼしている。五輪代表に内定している競泳の池江璃花子(20)=ルネサンス=に対してSNS上で五輪出場辞退を求めるコメントが寄せられ、池江は5月7日に自身のツイッターを更新し、苦しい胸の内を明かしている。

   五輪開催への逆風が吹き荒れるなか、今月中旬に予定されていたIOCバッハ会長の来日が見送られた。緊急事態宣言が5月31日まで延長されたことを受けての決断で、6月の来日で再調整が進められているという。7月23日に開会式を予定する東京五輪。今後の展開が注目される。

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