2024年 4月 20日 (土)

西武・山川の「絶叫」、死球の痛み&怒りを発散? ファン驚くも「やっぱりスポーツマンだ」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   プロ野球の西武・山川穂高(29)が見せた死球後の行動に「驚き」と「称賛」の声が上がっている。

   西武は2021年5月19日、メットライフドームでソフトバンクと対戦。その2回の攻撃で6番スタメン出場した山川に打席がまわってきた。

  • 画像はイメージ
    画像はイメージ
  • 画像はイメージ

相手投手には「大丈夫」のジェスチャー

   1死走者なしの場面で、ソフトバンクのマウンドは松本裕樹投手(25)。その3球目だった。内角に入った144キロのストレートが山川の右手首付近を直撃。山川は死球を受けた直後、痛みをこらえるように顔をゆがめながら叫び声を上げた。

   すぐにトレーナーとコーチが山川のもとに駆け寄り状況を確認。山川はトレーナーとともにベンチに向かい、その際に怒りを自身で「発散」させるように「ウワッ」と大声を発した。静まり返るスタジアムに山川の叫び声が響き渡った。

   山川は一旦、ベンチに下がったがすぐにフィールドに戻り1塁へ。塁上では表情に厳しさが残っていたものの、マウンド上の松本投手に向けて「大丈夫だ」というように軽く両手を広げて頷いてみせた。

16日ロッテ戦で死球のマーティンに脱帽で「謝罪」

   これまで山川は死球を受けても怒るようなことがない選手だっただけに、この日の「叫び」はファンを驚かせたようだ。インターネット上では「普段は感情をあまり出さないから心配した」「痛みに耐えてよく頑張った」「怪我がなくて本当良かった」などの声が上がった。

   また、死球に対する怒りの矛先を相手投手や捕手に向けず、やり場のない怒りを自身の叫び声で「発散」させた行動に称賛の声が寄せられた。

   山川は礼儀正しい選手として知られている。味方投手が死球を出した際、守備につく1塁で死球を受けた選手に脱帽するシーンがよくみられる。5月16日のロッテ戦では、3回に西武・平井克典投手(29)がロッテのマーティン(33)に死球を与えた際に1塁上のマーティンに帽子を取って「謝罪」の意を示した。

   このように普段から相手選手への気遣いがみてとれる山川に西武ファンから「人としての器が大きいんだと思う」「やっぱりスポーツマンだ」などの声が上がる一方で、ソフトバンクファンからは「山川さん すいません」との声も上がった。

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中