TBSの安住紳一郎アナウンサー(47)が、五輪取材の舞台裏をラジオ番組で明かした。民放は1区画を5局で使用TBSの東京五輪放送で総合司会を務める安住アナは、2021年8月1日の「安住紳一郎の日曜天国」(日曜天国、TBSラジオ)で、「感染拡大を抑えるために私は国立競技場にすら入ってはおりませんけれど」としつつ、取材の拠点である「国立競技場前特設スタジオ」の裏事情を語っている。安住アナによると競技場前には放送局向けの準備室が、200区画ほど団地のように設置されているといい、「そこに店子がいっぱい入ってる」状態だという。うち150区画ほどは、IOCとの契約で巨額の放送権料を支払う米テレビ局・NBCが使用。日本の放送局ではNHKが15区画ほど、民放5局は1区画を共同で使用しているという。これに、民放局アナウンサーという立場から安住アナは、「狭い!狭うございます!」と冗談めかしてこぼした。続けてトイレについて、TBS・テレ東・フジテレビの3社で個室ひとつのみ、さらには男女共同となっていることを明かした。「主にやっている仕事はトイレの順番待ちです!」共演のフリーアナウンサー・中澤有美子さんが「朝8時から深夜2時まで出ずっぱり」と明かす安住アナは、その裏側を、「だから主にやっている仕事はトイレの順番待ちです!」と冗談めかして伝えた。そして、この「仕事」の詳細について、「極力、トイレの回数を減らすこと。それからトイレの順番を効率よく回すこと。あとは次の人のために匂いを残さないこと。21世紀の話ですけれどもね」とした。笑いながら「信じられない!」という中澤さんの反応を受けて、「信じられないことはありませんよ。どうですか?」といい、「オリンピック賛成派、反対派の皆さんにも喜んで聞いていただけると嬉しいです。難しいところですね」と笑いを誘っていた。こうした安住アナの話を聞いた中澤さんは、「そうか。それを胸に、(五輪番組での)勇姿をまた拝見したいと思います」と答えていた。ツイッター上では、ラジオのリスナーから、「現場は相当苦労されてるんだな」「オリンピックの闇を軽妙に語る安住さんさすがですね」「そんな狭い区画で仕事してると思わなかった」「体に気をつけて...長生きして...」といった反応が寄せられている。
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