東京オリンピック取材を終えて帰国する海外記者が、日本で食べた料理との別れを「大きな悲しみ」と表現している。それは名前からしていかにも日本的な一品だった。マクドナルドの「サムライマック」だ。寿司でもそばでもラーメンでもなく英紙「デイリーメール」のオリバー・ホルト記者は2021年8月9日、「今日東京を離れることは大きな悲しみだ。まもなくサムライマックに別れを告げようとしている(編集部訳、以下同)」とマクドナルドの「サムライマック」の画像と共にツイートした。ビーフを2枚重ね、醤油風のソースを用いて味付けをしたハンバーガーで、日本では21年4月からレギュラーメニューになっている。五輪期間中は会場の様子をツイッター上でリポートし続けていたホルト記者だが、離日の日に突然食べ物をアップ。海外のユーザーから「寿司やそばやラーメンではないの?」とリプライで突っ込まれたりもしているほか、日本のユーザーもホルト記者のツイートに「ある意味日本をよく分かっているのかもしれない」「そんなに美味しいのか」などと反応していた。
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