野外音楽イベント「FUJIROCKFESTIVAL'21」(フジロック、新潟・苗場スキー場)で歌手・MISIAさんが、出番の1曲目に「君が代」を歌った。ネット上では、「鳥肌立ちました」と好意的に受け止める声が出る一方で、「どう受け止めたらいいんだ」と困惑するような反応も上がっている。「私が言いたいことはね、これだけ」コロナ禍でのフジロック開催にネット上で賛否が飛び交うなか、MISIAさんは2021年8月22日に出演した。MISIAさんが披露したのは11曲。1曲目に「君が代」を熱唱した。MISIAさんは7月23日に行われた東京五輪開会式でも国歌独唱の大役を担当していた。現地ユーザーが撮影した映像をみると、MISIAさんが君が代を歌い終わると、会場全体から拍手が沸き起こった。なおフジロックの公式サイトに掲載された「感染防止対策ガイドライン」内には、大声での発声や会話を控えるようにという記述がある。その後、曲間のMCでは「今日言いたいことを考えたんですけどね。私が言いたいことはね、これだけ」と前置きし、「コロナのバカヤロー!」と、絶叫した。「もうね出したことのない声が出ましたね」とも話す。MISIAさんのパフォーマンスはフジロックのYouTubeでライブ配信されていたこともあり、ツイッターでは、「ロックフェスで君が代?」「これどう受け止めたらいいんだ」「いきなり君が代はビックリした~」と困惑する声や、「痺れたわ。MISIAやるわ」「もう1回、MISIAの君が代を聞けるとは!!!」「鳥肌立ちました」などといった反応が上がっている。
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