ムーミン商品、DHCコラボに批判相次ぐ...管理会社が謝罪 「人権関連についても厳しく審査していく」 【追記あり】
2021.08.24 20:12
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人気キャラクター「ムーミン」のライセンスを日本で管理する「ライツ・アンド・ブランズ」(東京都品川区)は2021年8月24日、化粧品大手ディーエイチシー(DHC)とのコラボレーション商品をめぐり批判を集めたとして、「皆様へ不快な思いをさせてしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
ムーミンの著作権を持つ「ムーミンキャラクターズ」(フィンランド)は「いかなる差別も、助長ないし許容するものではない」との見解を持ち、DHCとの協業はふさわしくなかったと暗に示している。
「ブランドにそぐわない」「ショック」
問題視されたのは、DHCが2021年8月23日に発売した商品だ。
ムーミンなどの絵柄があしらわれた「薬用リップクリーム」「薬用ハンドクリーム」「オリーブホイップハンドクリーム」の3商品を展開した。全国の大型スーパーやドラッグストア、コンビニエンスストア、ネット通販などで取り扱う。
しかし、ムーミンの公式サイトとツイッターで23日に告知されると、「ブランドにそぐわない」「ショック」などの声が相次ぎ、24日までに告知文は削除された。
DHCをめぐっては、吉田嘉明会長が排外主義的な考えを公表し、SNSでハッシュタグ「#差別企業DHCの商品は買いません」が広まる騒動が過去にあった。