大手ECサイト・Amazonのエラーページが従業員らの「飼い犬の画像」を紹介していたとして、ネット上では「遊び心がある」などと注目を集めている。Amazonでは2021年9月27日までの3日間「タイムセール祭り」が行われ、アクセスの集中により、ネット上では接続エラーを報告する声が複数あがっていた。「俄然エラー吐いて欲しくなった」エラーページが表示されるごとに、様々な種類の「犬」の画像が共に登場する。複数のツイッターユーザーが27日までにエラーページの画像をアップしており、中には1万4000件以上のリツイートを集める投稿もあった。エラーページと犬の関係については米Amazon公式サイトが19年7月に公開した記事、「Amazonはどれほど犬を愛しているのだろうか?ここで『働く』7000匹の犬たちに聞いてみてください(HowmuchdoesAmazonlovedogs?Justaskoneofthe7,000pupsthat"work"here)」でも紹介されている。コロナ禍以前のシアトル本社では「社員は7000頭もの犬と仕事場を共有しています」といい、「当社のエラー404ページにアクセスすると、飼い主と一緒に出社している犬たちを紹介していますので、ぜひご覧ください」と伝えている。エラーページは今回改めて注目されると、日本のツイッターユーザーらからは、「俄然エラー吐いて欲しくなった」「え。俺もAmazonの従業員になって犬自慢したい」「Amazonは犬派なのか」「遊び心がある」といった反応が集まっている。「ストレスが軽減され、士気が高まる」米Amazonが「長年の伝統」とする犬を伴った出勤は、初期の頃から行われていたといい、「社員はルーファス(犬)の足を使ってコンピューターのマウスをクリックし、Amazon.comの最初のページを立ち上げたのです」と伝えている。オフィスビルには犬が走り回れるドックデッキを設けているほか、近隣に従業員や地域の犬が楽しめるようドッグパークを開設。施設を充実させるだけでなく、過去には従業員らが動物保護団体を支援するためボランティア活動を行ったこともある。また犬と職場を共にする効果について、社内で「思いがけないつながり」を生みだしチームメイトとの絆を深めるとつづっている。「職場でペットを飼うと、ストレスが軽減され、士気が高まることがわかっています」
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