2024年 4月 24日 (水)

雑誌「STAGE navi」ジャニーズJr.記事が「ツイートと酷似」指摘 産経新聞出版が謝罪「記者が転用して掲載」

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   雑誌「STAGE navi(ステージナビ)」に掲載されたジャニーズJr.の公演記事について、自分の投稿に似た表現があったとツイッターで報告が相次いでいる。

   比較すると、表現が少し違うものの、内容がほぼ同じケースがいくつか見られた。発行元の産経新聞出版側は、同誌などの公式ツイッターで、記者がツイートを転用したことを認め、「不快な思いをさせてしまい、深くお詫び」したいとした。

  • 公式ツイッターでお詫び文を掲載
    公式ツイッターでお詫び文を掲載
  • 公式ツイッターでお詫び文を掲載

「酷似」指摘がツイッターで相次ぐ

   ジャニーズJr.の公演は、アイドルグループ「HiHi Jets」などが出演して2022年1月1日から東京都千代田区内の帝国劇場で始まった「JOHNNYS'Island THE NEW WORLD」だ。20日以降の公演は、関係者の新型コロナウイルス感染で中止されている。

   ステージナビの1月27日発売の最新号「vol.64」では、この公演のステージリポートを掲載した。しかし、その中の表現のいくつかについて、31日ごろから、自分のツイートと酷似しているとの訴えが相次ぐようになった。

   例えば、「美 少年」メンバーの佐藤龍我さん(19)についての項目では、佐藤さんが「球体フライング」について、「King & Prince」の平野紫耀さん(25)からバトンタッチされたことについてこう書かれていた。

「平野が強靭な肉体を使っての超人的パフォーマンスだったとしたら、佐藤はその浮世離れ感によって球体に捕らわれている麗人感が前面に。その分、球体から飛び出てきた瞬間に中から華やかさが弾けてきた感じで...」

   この部分について、ツイッターでは、似たようなことをツイートしていたという人が、言い回しはやや違っていても、言っている内容は同じだとして、投稿した画像で比較していた。実際に読み比べると、確かに指摘の通りといえる内容だった。

   また、ステージナビの記事では、公演について、「13月の答えをすでに見つけているJr.たちが13月を知らない弟たちに、『人生の主人公はいつだって自分自身』ということを、旅をすることで伝える壮大なファミリードラマとなった」と紹介する表現があったが、これについても、別の人が自分のツイートと比較して、同様な指摘をしている。

「転用と言わざるを得ない箇所が複数みつかりました」

   他にも、自分のツイートと似たような表現があると訴える人もいた。

   中には、複数のツイートと酷似していた、記事の締めに使われた、というケースもあった。ツイートの表現が使われた結果、公演内容について、実際とずれた記事になっているとの指摘もあった。

   ツイートと似た表現があるとした人たちにJ-CASTニュースが2月1日に聞いたところ、1人は、「載ったことについては、ただただ驚いております」と明かした。別の1人は、「同じ舞台なので似た言い回しになるのは仕方がない部分はあるかと思います」と説明した。

   記事にツイートと酷似する表現があることについて、月刊TV naviと姉妹誌の公式ツイッター「TVnavi&SMILE&映画&ステージ」は1日夕、「STAGEnavi vol.64 掲載記事についてのお詫び」と題して説明した。

   ステージリポートの記事について、「SNS上にアップされている表現を記者が転用して掲載していたことが判明しました。社内で検証したところ、転用と言わざるを得ない箇所が複数みつかりました」とツイートを元にしたことを認めた。

   そのうえで、「SNS上の記事を書かれた方、また弊誌をご愛読いただいている皆さまに不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。今後は二度とこのようなことが起こらないよう社内管理を徹底し、編集部一同あらためて身を引き締めてまいります」とつづっている。

   なぜ転用をしてしまったのかなど詳細については、ステージナビの編集部は1日、取材に対し、現在は在宅勤務体制となっており、編集長からお詫び文をツイッターで出したとだけ聞いており、転用の経緯などまで聞いていないと説明した。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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