2022年4月7日放送の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK)で、初代ヒロイン・安子(森山良子さん)とその娘のるい(深津絵里さん)が約50年の年月を経てついに再会。視聴者の間で大きな反響を呼んでいる。思い出の曲が繋いでくれた奇跡の再会劇俳優の上白石萌音さん、深津さん、川栄李奈さんが3世代ヒロインを演じる同作。ラジオ英語講座を題材に、100年にわたる家族の物語をハートフルに描く。※以下ネタバレを含みます。ひなた(川栄さん)は、逃走したアニー(=安子)をおんぶして、るいが出演する「クリスマス・ジャズ・フェスティバル」に連れてくる。会場に到着すると、ちょうどるいが「オン・ザ・サニーサイド・オブ・ザ・ストリート」を歌っている最中だった。アニーの姿を発見し、るいは一度は歌うのをやめる。だが、再び震える声で堂々と歌いきると、即座にマイクを置いてステージから降り、そのまままっすぐ安子の元へ。2人は約50年の思いをぶつけるかのような強い抱擁を交わし、互いに涙する。「Ihateyou.」が「Iloveyou.」にその後、「お母さん」「るい」と呼び合うと、るいは「Iloveyou.」とゆっくりと言う。母娘のわだかまりが雪解けとなり、るいの夫・錠一郎(オダギリジョーさん)は、「るいを産んでくれてありがとうございます」と伝えるのだった。安子が幼いるいを置いてアメリカへ旅立つきっかけになった、るいからの「Ihateyou.」があったからこそ響く「Iloveyou.」という言葉。これに対し、視聴者からは「サニーサイド歌ってるだけでラブレターなのに、『Ihateyou.』と別れて『Iloveyou.』で再会は泣くよ...」「泣いた自分が見た朝ドラ史上で1番泣いた安子ちゃん、るい、本当に良かった」「安子、おかえり。るいからの『Iloveyou.』よかったね、安子。涙の止まらない、素晴らしい回でした」「アニーさんと、お母さんと抱き合った瞬間のるいが少女のように見える。深津さん無くしてこのドラマはなかったと思わされる」などと感動に包まれている。
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