2022年 8月 11日 (木)

「帰る希望捨てていない」 ウクライナから避難、生活のため飲食店開いた一家が語る母国への思い

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   ウクライナ料理店「Babusya REY(バブーシャ レイ)」が2022年4月28日、東京の吉祥寺駅近くにあるビルの2階にオープンした。ロシアの軍事侵攻が始まって、ウクライナ東部のドネツク州から避難してきたエウゲニアさん(35)や、日本に在住している妹のヴィクトリヤさん(29)、2人それぞれの夫の4人が主に店を切り盛りしている。土日祝日の11時~15時限定で開くこの店は、本格的なウクライナ料理が食べられるとSNS上でも話題に。J-CASTニュースは、「Babusya REY」を開くまでの経緯や今後の展望などについて、店で働く4人にインタビューした。

  • エウゲニアさん夫婦と長男のチョーマくん、そしてヴィクトリヤさん夫婦(「Babusya REY」で撮影)
    エウゲニアさん夫婦と長男のチョーマくん、そしてヴィクトリヤさん夫婦(「Babusya REY」で撮影)
  • 「Babusya REY」で提供される「ボルシチ」
    「Babusya REY」で提供される「ボルシチ」
  • 「Babusya REY」で提供される「ヴァレーニキ」
    「Babusya REY」で提供される「ヴァレーニキ」
  • 「Babusya REY」の看板
    「Babusya REY」の看板
  • エウゲニアさん夫婦と長男のチョーマくん、そしてヴィクトリヤさん夫婦(「Babusya REY」で撮影)
  • 「Babusya REY」で提供される「ボルシチ」
  • 「Babusya REY」で提供される「ヴァレーニキ」
  • 「Babusya REY」の看板

「ロシアが軍事侵攻してくるなんて絶対にないと信じたかった」

   「ロシアが軍事侵攻してくるなんて絶対にないと信じたかった」。エウゲニアさんは2月24日、戦争が始まったことをニュースで知ったという。避難する予定は当初なかったが、自宅から700~800メートル離れた場所に爆弾が落ちてきたり、知人が戦禍に巻き込まれて犠牲となったりしたことで「ここにはいられない」と感じ、妹のヴィクトリヤさんが住む日本への避難を決断した。

   エウゲニアさんの両親であるヴィクターさん(60)とナターシャさん(57)は、ウクライナからの避難を渋っていたという。体に不調を抱えるナターシャさんの母(88)は、長距離の移動が出来ず、6月現在もドネツク州に住んでいる。母を置いて逃げることは出来ないとナターシャさんは最後まで渋ったが、ヴィクトリヤさんが何とか説得し、両親は3月9日に家を出た。

   両親に続き、3月20日に家を出たエウゲニアさんは、長男のチョーマくん(12)を連れて他国を経由して避難した時、「銃撃音がずっと聞こえる状況が続いていた」と話した。3月28日に日本に着いてからも、ニュースで流れるウクライナの情勢を見て、常に母国を心配し続けている。エウゲニアさんの夫・アントンさん(36)は、軍事侵攻が始まった時に手術をしており、5月18日に日本に着いた。

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