2024年 4月 19日 (金)

ロシアが「東に攻めてこない保証ない」 麻生太郎氏「戦う意思=抑止力」と喝破

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水道橋博士氏も「乱入」、麻生氏は「おー!まだ生きてんのか!」

   朝日新聞を皮肉り、聴衆から笑いが起きる場面もあった。「防衛装備移転三原則」に抵触せず、各国と足並みをそろえる形でウクライナに支援物資を送ったことをアピールする中で、次のように述べた。

「日本では、我々は間違いなく武器は送らなかった。鉄かぶと(編注:外務省の表現は「鉄帽(ヘルメット)」)を送った、そして防弾チョッキも2万7000着送った。それぐらい。明らかに武器輸出じゃない。朝日新聞でも(「武器輸出にあたる」という批判を)書かなかった。間違いないだろ?書いてあったか?」

   麻生氏が指摘するように、朝日新聞の社説では、ヘルメットや防弾チョッキの供与は批判していない。ただ、4月30日の社説では、支援物資にドローンが含まれていたことを念頭に、

「今回の支援の内容が国民に理解されたとしても、今後、指針の変更という同様の手段で(編注:「防衛装備移転三原則」で輸出を認める事例を列挙した運用指針にウクライナ支援が含まれていないため、指針を変更した上で支援を行った)、なし崩しに対象が拡大することにならないか」

と主張している。

   麻生氏は演説後に聴衆とハイタッチ。そこに、れいわ新選組が比例区に擁立した、新顔でタレントの水道橋博士氏が「乱入」する一幕があった。水道橋氏が「麻生さん、お久しぶりです!れいわから立候補しております!」と声をかけると、麻生氏は驚いた様子で「おー!まだ生きてんのか!」。水道橋氏は「生きてます!60歳ですけど!(編注:8月18日に60歳の誕生日を迎える)頑張ります!」と応じていた。

   麻生氏は総務相在任時の04年、水道橋氏が所属していた「浅草キッド」の番組「名門!アサ秘ジャーナル」(TBS)に出演したことがある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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