2024年 5月 6日 (月)

リアルすぎるロボットは嫌われる? 過去には「死者への冒涜」批判も...ネット反応に見た「境界線」

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ロボットに生き物のような愛着を感じる人が多い

   ロボットやAIが身近な存在となり、日常生活の中で触れる機会も増えてきた結果、生き物のように愛着を感じる人も多いみたいです。

   例えばあるTwitterユーザーが、お掃除ロボット「ルンバ」を屋外で動かした様子の動画を投稿して大きな反響を呼びました。動画には、芝生の上を高速で走り回るルンバと、それを見てはしゃぐお子さんが映っています。

<壊れたルンバを修理して外に連れ出してみた→「はしゃいでる」「速すぎワロタ」- Togetter>

   投稿を見た人からは「機械なのに喜んでるように見える」「ロボットが家族に?なんてSF、案外すぐ実現しそう」との感想が集まりました。

   人の音声に反応してさまざまなサービスを提供する「AIアシスタント端末」に関するバズも豊富です。

   あるTwitterユーザーがAmazon製の「Alexa(アレクサ)」に「お風呂入ってくるね」と声をかけたところ、「はい、どうぞごゆっくり」と家族のような返事が。持ち主は「34年間追い続けた幸せが手に入った」と言うほど心揺さぶられたご様子。

<アレクサを購入した方「34年間追い続けた幸せが2180円で手に入った事に気付き、その場で泣き崩れてしまった」その理由がこちら- Togetter>

   このように人々がロボットやAIを生き物のように扱うのは、生物・無機物を問わず全ての物の中に魂が宿っている「アニミズム」という考え方から来ているのでは、という考察も盛り上がりました。

<配膳ロボットに思わず「ご苦労様」と言ってしまったが、この行動はアニミズムによるものなのだろうか?という議論- Togetter>

   本来無機物であるAIやロボットに対して親しみを感じ、その様子が拡散される背景には、文化的土壌の影響が大きくかかわっているのかもしれません。

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