井上尚弥戦のバトラーに「気分が悪くなった」 消極戦法に母国王者も苦言「ただ生き延びた」

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「写真を撮るために急いで笑顔に..」

   ところが中盤、終盤に入っても一方的な展開が続いて完敗。エドワーズは試合直後、「この試合のバトラーのボディーランゲージに気分が悪くなった。勝ちたかったのではなく、ただ生き延びた。世界4団体制覇のチャンスを逃して対戦相手の後ろで拍手を送る。写真を撮るために急いで笑顔に..」と苛立ちを隠さなかった。

   井上の勝利を伝えた米国メディアもバトラーの消極性を指摘した。

   米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)は、バトラーは試合を通して積極的に関与することを望まなかったが井上は敵を倒す方法を見つけたと伝えた。

   同メディアは、井上はパンチを665発放ち151発をヒットさせたが、バトラーは301発のうち38発しかヒットしなかったと指摘。そしてバトラーはパンチの雪崩に直面しても防御することに満足していたと解説した。

   米メディア「CBSスポーツ」(WEB版)は、バトラーが消極的だったため井上は11ラウンドまでフィニッシュを待たなければならなかったとし、バトラーは1発ずつしかパンチを打たず「生き残ろうとすることに満足しているように見えた」と伝えた。

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