2024年 5月 21日 (火)

「YouTubeに出ない芸人は知らない」 止まらない「テレビ離れ」の原因、Twitter投稿から探ってみた

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ネットの話題を取り上げるテレビ番組に辟易

   「テレビ離れ」が起こる原因として、テレビの構造的な問題以外にも、テレビ番組の内容について指摘する投稿が注目された例もあります。

   あるTwitterユーザーが「テレビを観なくなった理由」を4コマ漫画で描いた内容が共感を集め、拡散されました。

   その漫画は、ある人物が朝起きてテレビをつけると、流れてくるのは「セクハラ」や「政治家の辞任」といった話題だったというところから始まります。しばらくすれば終わるかと思いきや長時間続いており、とうとう「もうテレビなくてもいい気がする」とテレビの電源を消してしまう...という内容でした。

テレビを見なくなった理由を描いた4コマ漫画にわかりみしかないTL「テレビがなくても全く不自由に思わなくなった」 - Togetter

   この漫画に対し「直接的な理由はこれだけじゃないけど最近のテレビは本当にこればっかり 」「一言伝えてくれたら大丈夫な話題ばかり掘り下げてる気がする」と同意するツイートが寄せられています。

   また、別のTwitterユーザーは、テレビ番組で紹介されるネタ元がインターネットの話題からである事例が増えたと指摘しています。「情報番組『ネットでいま話題のモノを紹介しまーす』バラエティ番組『世界で話題のYouTube動画をご覧ください』報道番組では『ネットアクセスが多かったニュースランキング』」...というように、あらゆるテレビ番組がネットの話題を取り上げていることを挙げています。

テレビの情報源はネットに頼りきり...テレビコンテンツの弱体化を実感するTL - Togetter

   この指摘に対して集まったTwitterユーザーの反応も同意するものが多く「テレビがネットで話題の動画を紹介しているのを見て、テレビを見る必要もないなと思った」「ニュースの内容がネット頼りな時点で『テレビはネットに負けてます』って公言してるようなもの」といった感想が寄せられました。

   その一方で「ネットで有名ってだけでは思うほど世間一般には広まらないので、テレビの広告力はまだまだバカにはできないと思う」「テレビにはテレビにしかできないとか向いてる話題とかあるはずなのになぁ...」というように、テレビのポテンシャルはまだ高いと考えている声も少なからずありました。

   このようにTwitterでは全ての世代で起きている「テレビ離れ」の原因について、テレビ以外にも動画やネットニュースなどのコンテンツが増えたことだけでなく、情報源がネット頼りだったり、芸能人や政治家などといった著名人のスキャンダルを延々と扱っていたりといったコンテンツの弱さにもあると考えられているようです。今後、テレビ離れがさらに進んでいくのか、どこかで食い止めることができるのかは、引き続きTwitterでは注目されるトピックスになりそうです。

   以上、Togetterがお送りする「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド【J-CAST出張版】」でした。今回紹介したTogetterまとめを振り返りたい方はこちらからどうぞ。次回もお楽しみに。

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