2024年 2月 22日 (木)

高橋洋一の霞ヶ関ウォッチ
岸田首相は「政教分離に反する」と言われても仕方ない...創価学会・池田大作氏追悼文の問題点

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   創価学会の池田大作名誉会長の死去を受けて、岸田文雄首相が自身のX(旧ツイッター)に追悼のメッセージを投稿しだが、末尾に「内閣総理大臣 岸田文雄」と書かれていたのに対し、政教分離に反するとの批判が出ている。

   政教分離については、憲法20条1項「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と3項「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」、89条「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便宜若しくは維持のため、(中略)これを支出し、又はその利用に供してはならない。」とされている。

  • 岸田文雄氏
    岸田文雄氏
  • 岸田文雄氏のX(@kishida230)より
    岸田文雄氏のX(@kishida230)より
  • 岸田文雄氏
  • 岸田文雄氏のX(@kishida230)より

国が創価学会を推しているかのように振る舞うのは問題

   要するに、国は宗教団体に特権を与えることを禁止、宗教団体が政治上の権力を行使することを禁止、国およびその機関が宗教的活動をすることを禁止している。

   創価学会が公明党を支持しているのは、政教分離に反するものではない。しかし、国が創価学会を推しているかのように振る舞うのは問題なのだ。

   こうした批判に対し、松野博一官房長官は2023年11月20日午前の記者会見で、「個人としての哀悼の意を示したものだ」と述べた。ただし、そうであれば、「内閣総理大臣」という肩書きは不味い。そこで、「内閣総理大臣」名義で宗教指導者への弔意のメッセージを出した例として、ベネディクト16世名誉教皇の逝去(昨年12月)の例を持ちだした。

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