元K―1王者・武居由樹、世界王者になるには「サプライズ」必要...識者が予想する展開【5・6東京ドーム】

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「武居選手のパンチ的中率は高く、当て感が非常に良い」

   モロニーは23年1月に来日し、金平会長が指導する亀田和毅(TMK、32)のスパーリングパートナーを務めた。スパーリングを見守った金平会長は「モロニー選手はスピードがある非常に良い選手。スタイリッシュなボクシングをする」と高く評価した。

   豊富なアマチュアキャリアを誇るモロニーはプロで27勝 (19KO) 2敗。この2敗はいずれも世界王者に対するもので、18年10月にIBF世界バンタム級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、20年10月にWBA・IBF同級王者・井上尚弥に敗れた。

   金平会長は「モロニー選手はスピードを生かした自分のボクシングをすると思います。恐らく武居選手が想定しているボクシングでしょう。足を使ってジャブを突いて徹底的にポイントを取るボクシング。これに対して武居選手がサプライズ感を出せるか。モロニー選手の予想の上をいく何か。1番は武居選手が持っているパンチ力。あとは威圧感です。武居選手のパンチ的中率は高く、当て感が非常に良い。大橋会長はそこに掛けてマッチメイクをしたと思います」と語った。

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