世界遺産「日光の社寺」や奥日光が、メタバース空間になった。学校などが教育旅行で栃木県日光市を訪れる前に、事前学習を行える環境を提供することを目的として同市が手掛けた「日光の学び旅かなメタバース」だ。6つのルームから成り立っている。ウェブブラウザで使える仮想空間プラットフォーム「DOOR」を使っており、VRゴーグルがなくても、パソコンやスマートフォンからアクセス可能。日光市に見どころを取材した。トロッコに乗れちゃう各ルームの詳細は下記の通りだ。(1)奥日光 中禅寺湖、華厳ノ滝、龍頭ノ滝、戦場ヶ原、湯滝など(2)世界遺産「日光の社寺」:日光東照宮、日光山輪王寺、日光二荒山神社、グリーンスローモビリティ(3)足尾:足尾銅山観光(4)アクティビティ/食/伝統工芸:キャニオニング、SUP、湯波、水ようかん、日光彫、日光下駄など(5)講義室(6)エントランス日光市観光課によると、中でもぜひ見てほしいのが「足尾」。足尾銅山の坑道が精巧に再現されている。旅行前の下調べにも一役「日光の学び旅かなメタバース」は、一般の観光客が見ても楽しめる内容になっているという。旅行先を迷っている人や、旅行前に現地の様子を知っておきたい人にとって、現実の観光地を再現したメタバース空間は「下調べ」に役立つ。例えば、沖縄発の「バーチャル沖縄」。「首里城エリア」「国際通りエリア」「ビーチエリア」などがあり、伝統文化や芸能、沖縄ならではのイベントを楽しめるだけでなく、公式オンラインショップで商品購入もできる。
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