『北斗の拳』『花の慶次』などで知られる漫画家の原哲夫さんが、新作「ポケモンカード」のイラストを担当したことを発表しネットに衝撃が走っている。「ファンシーショップにラオウが入店したかのような衝撃」原さんは2024年12月3日、自身のXで「12月6日発売ポケモンカードゲームハイクラスパック『テラスタルフェスex』にて『イルカマンex』(SAR)イラストを描きました☆ 皆さんに気に入って頂けたら嬉しいです ぜひゲットしてください☆」と報告した。原さんのイラストが使用される「SAR」とは、「スペシャルアートレア」の略で、カードの中でも特にイラストに力を入れたものを指す。ポケモンカード公式サイトでは、「ポケモンの特徴とイラストレーターの個性で、その世界に思わず吸い込まれそうなイラストがその魅力」と説明している。投稿には、実際の「イルカマンex」のカードのイラストが添付されている。「イルカマン」は可愛らしいイルカの姿から、スーパーマンのような筋骨隆々の姿に「マイティチェンジ」するめずらしい特性を持つポケモンだ。カードは原さんの代表作『北斗の拳』の主人公・ケンシロウの必殺技、「北斗百裂拳」をほうふつとさせるパンチの連打を繰り出すイルカマンの姿を描いたもので、原さんらしい極彩色の鮮やかな色使いが特徴的だ。イラストの制作にあたっては「ここに至るまで、何度も描き直しました」といい、「みなさんのお気に召したら幸いです」としている。原さんの公式サイトでは、「月刊コミックゼノン」2月号に掲載されるインタビュー記事の一部も公開している。ポケモンカードのイラストを手掛けるにあたり、大事にしたのは「かっこよさ」だとし、「拳をたくさん描いて、光や水の反射の表現にこだわり、百裂拳のように拳が残像を残すイメージで仕上げています」とした。まさかの豪華コラボに、「ファンシーショップにラオウが入店したかのような衝撃」「すごい! 原先生がポケモン描くとこうなるのか...強い! もう絵が強い!」「こんなかっこよすぎるイルカマンが見れるとは...」など、驚きの声が相次いでいる。
記事に戻る