実業家の堀江貴文氏が2025年1月28日、フジテレビが中居正広氏の女性トラブルに端を発する問題で2回目の記者会見を開いたことを受けて、Xで私見をつづった。会見は27日夜から日を跨いで10時間半に及んで行われ、フジテレビの嘉納修治会長と港浩一社長の辞任も発表された。「今のままだと多分CMも戻ってこない」堀江氏は28日、「結局フジテレビが守りたかったのは女子アナの人権とかじゃなくて日枝久(編注:フジサンケイグループ代表で取締役相談役)なんだなってことに尽きる」とXに投稿した。また、会見途中だった27日夜にはYouYube動画も公開していた。堀江氏は、「日枝さんは相変わらずトカゲのしっぽ切りをして、幕引きしようとしているわけですけれども、フジ・メディアホールディングスはこれで株主総会を乗り切れると考えているのが凄く甘くて」と述べたうえで、「取り急ぎですね、今のままだと多分CMも戻ってこないと思いますし、戻ってくると考えていること自体が凄くお花畑」とも指摘。日枝氏の去就をめぐって下記の見解を伝えた。「役員を例え辞任したとしてもですね、影なる影響力を持ちながら院政をさらに進化させていくような気がしているので、本当に取締役一掃して、完全に外部から経営をしないとこの会社は多分生まれ変われないんだろうな」株主総会の働きかけによる経営陣入れ替えの必要を改めて訴え、「社内で何とかなると思ってる人たちっていうのは、ちょっと本当、脳内お花畑だなという、そういった記者会見に思いました」と締めている。
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