芸能事務所「STARTOENTERTAINMENT」が2025年2月12日、3人組アイドルグループ「KAT-TUN」が3月末をもって解散することを発表した。「それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良い」公式サイトに「KAT-TUNに関するご報告」と題して公開された文書では、「2025年3月31日をもちまして、KAT-TUNを解散することをご報告いたします」といい、「2024年4月にKAT-TUNは当社と契約し活動を続けて参りましたが、およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断いたしました」と説明した。メンバーの亀梨和也さんは契約満了をもって退所し、上田竜也さん・中丸雄一さんはそれぞれ個人として契約を継続するという。「結成して25年間、KAT-TUNを応援してくださったファンの皆様、関係者の皆様には心より御礼を申し上げます」と感謝を明かし、「3月31日に解散はいたしますが、メンバーの希望により、近い将来ファンの皆様とお会いできる場所を作るべく、現在調整をしております。詳細が決まり次第、すぐにファンの皆様へご報告させていただきます」とした。「これからも私たちの青春でいてくれ」01年に亀梨さん・赤西仁さん・田口淳之介さん・田中聖さん・上田さん・中丸さんの6人で結成したKAT-TUNは、06年3月に「RealFace」でCDデビュー。他のグループにはないワイルドなイメージで人気を博した。10年には赤西さん、13年に田中さん、16年に田口さんが脱退するも、16年からは残る3人で活動を続けてきた。SNSでは、解散の発表に「KAT-TUN...いつかは来ると思ってたけど、こんな急なの」「こんな突然は心の準備できないよ...」など、驚く声が相次いだ。一方で、ファンからはメンバーの脱退が相次ぐ中でもグループ活動を存続してきたメンバーらに対し、感謝の声が寄せられている。「KAT-TUNへ ありのままの欲望をここに記すぜ ・サブスクで全曲解禁してくれ ・これからも私たちの青春でいてくれ ・全員元気でいてくれ」「わたしの青春、と思っていたけど そうじゃない、みんなの青春、KAT-TUN 寂しいけど、ここまで続けてきてくれたことに感謝だよね、、、」「KAT-TUN、よく続けてたと思うよ。頑張ったよ。あれだけ脱退相次いで、続けてくれたよ。ありがとう」など、惜しみつつメンバーへの感謝をつづる投稿が相次いだ。楽曲手掛けたスガシカオさん「寂しいのが本音」デビュー曲「RealFace」の作詞をはじめ、複数の楽曲を手掛けたシンガーソングライターのスガシカオさんは「解散... デビューから、色々携わってた身としては 寂しいのが本音です」と悲しみをつづった。続く投稿では、「RealFaceはデビュー作で、もちろんインパクト大で大ヒットもしたんだけど、ぼく的には休止直前に詞曲担当した『君のユメぼくのユメ』にとても思い入れがあります」と告白。「ハイフンの皆さんを思いながら、メンバーの心の内をなんとか言語化しようと、ものすごく頑張った作品だったんです。。」と当時を振り返った。