「アルコールメーカーとは違った切り口で...」
同社は過去に「ビールテイスト炭酸水」や「ジントニック風味炭酸水」を発売したことはあるものの、「日本酒風味のノンアルコール飲料」を展開するのは初めて。
Xの反響については「お客様の期待を上回るチェリオらしいユニークな商品をご評価いただけて、非常に嬉しく思っております。これからも、お客様が愉しんでいただける美味しい商品をお届けしていきます」と歓迎している。
開発の狙いやターゲットに関しては、次のように詳説している。
「アルコールメーカーとは違った切り口で、清涼飲料水メーカーこそのノウハウを生かし、お酒の再現性だけでなく"おいしく飲みやすい"に拘って開発しました。
また、リラックスしたい外出先でも『ノンアルコール飲料』を気軽に購入頂きたいという想いで、アルコール分を全く含まないアルコール度数0.00%の日本酒テイスト飲料を開発し、チェリオ自動販売機での販売に踏み切りました」
さらに、日本酒の製造にも受け継がれている技術「伝統的酒造り」が24年12月にユネスコ無形文化遺産へ登録されたことに触れ、「国内外問わず注目を集める中、量販店のご担当者様からは海外からの旅行者をターゲットにしたいというご意見も頂いております」といった背景も明かした。
「芳醇な日本酒の香りを多くの方に知って頂きたい」としており、同じくユネスコ無形文化遺産の「和食」に併せる利用シーンの提案も。「お花見の季節にも最適な飲料です。お酒好きな方も、そうではない方も、是非冷たく冷やしてお愉しみ下さい」と呼びかけている。