「第72回NHK紅白歌合戦」にも出場した人気歌い手のまふまふさんが2025年5月5日にYouTube配信を行い、自身のスタッフが仮想通貨関連の詐欺で4815万円の負債を背負い、それを肩代わりしたことを明かした。
「サイト自体もまるっきり全部が詐欺だった」
まふまふさんは配信で、「うちの会社、うちの社員の人にいろいろありまして」と切り出し、自身の会社スタッフでVtuberとしても活動している「万屋ニコ」さんが、「前代未聞の、おそらく日本で事例がないレベルの詐欺」に遭ったことを報告した。
また、配信には万屋さんも音声で出演し、暗号資産を使った詐欺であると説明。すでに警察には届け出は出しているものの、警察から「日本ではまだ事例が確認されていない」と説明を受けたと明かした。
詐欺の手口について、万屋さんは「別のちゃんとしたサイトを経由してお金を中に入れていって、そのお金で(暗号資産の)取引をしていって増やしていくっていうような詐欺でしたね」と説明。「サイト自体もまるっきり全部が詐欺だった」と言い、「結果、めちゃくちゃ申し上げにくいんですけど、多額の借金を負いました。具体的な金額は4815万です」と明かした。
なお、警察からは海外の口座を経由しているため捜査ができないと言われたとのこと。その4815万円の借金はまふまふさんが肩代わりしたといい、万屋さんは自分の給料や活動による広告収入のほか、休日にアルバイトなどをして返済していくと話した。