プロ野球巨人、DeNAで投手としてプレーした元大リーガーの高橋尚成氏(50)が、2025年5月14日にユーチューブを更新し、今シーズンの巨人の戦力補強について展望を披露した。戦線離脱の岡本は全治3か月巨人は12日、秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)と、ソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1の交換トレードが成立したことを発表した。巨人・岡本和真内野手(28)が6日の試合で左ひじを痛めて戦線離脱したため、岡本の穴を埋めるべく選手の補強が急務だった。スポーツ紙の報道によると、岡本は「左肘の靱帯損傷」と診断され、全治は3か月程度で前半戦の復帰は絶望的だという。岡本に代わる主砲として期待されるリチャードは、移籍翌日(13日)の広島戦に「7番・サード」で先発出場。5回の第2打席でソロ本塁打を放ち、移籍後すぐに結果を残した。今回のトレードに関して、高橋氏は「びっくりした」とし、次のように解説した。「秋広選手にとってもいいトレード」「秋広選手にとってもいいトレード。今の環境だとどうしても結果が出るような状況ではない。環境的なものがそうさせることもある。トレードに出してもらったというニュアンスだと思っている。だからいいトレードだと思う。大江選手に関しては、ソフトバンクはケガ人が多く、ブルペンが手薄になっている状況の中で、左の変則は重宝される。ソフトバンクも必要な存在だった」そして、スタッフから「今シーズン、巨人のトレードはまだあると思いますか?」と問われると、「まだあると思います」と即答。補強ポイントを「右のスラッガー」とし、持論を展開した。「リチャード選手がある程度活躍してくれれば、(チームの課題は)解消できると思うが、リチャード選手がもしケガしたときですよね。結果が出なくなったとき、もう1枚、2枚ないとダメだということで、外国人選手にいっているのではないかと思う。トレードも、2軍でくすぶっている長打を打てるバッターはいると思う。いいトレードができればと思います」チームは、岡本が負傷離脱した6日から2勝5敗と負け越し、14日時点で首位・阪神と2.5ゲーム差の3位。リーグ連覇を目指す阿部慎之助監督(46)は、今後も戦力補強に動くのか。注目が集まる。
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