電動化時代に継承されたスポーツカーマインド
6代目となる新型プレリュードは、2023年10月の「ジャパンモビリティショー」でホンダがプロトタイプを初公開。メディア向けの記者会見で、ホンダの三部敏宏社長は新型プレリュードについて「本格的な電動化時代へ『操る喜び』を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなる」と力を込めた。
その後、ホンダは2025年1月の「東京オートサロン」で、エアロパーツを装着したカスタマイズモデルを公開。4月のレッドブルとのイベントでは新型プレリュードのインテリアを公開した。
それに先駆け、ホンダは24年12月、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」の次世代技術として、エンジンとモーターを制御してレスポンスを高める「ホンダS+ Shift(エスプラスシフト)」を新型プレリュードに搭載すると明らかにしている。
この「Sプラスシフト」こそ、三部社長が主張する「ホンダの操る喜び」を体現するものらしい。