群馬県は「なんか怖い人がたくさんいそう」 石破発言の受け止め割れる...地元知事は「何の問題もない」

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   石破茂首相が2025年6月7日、群馬県を視察に訪れた際の発言が波紋を広げている。

  • 石破茂首相(2024年12月撮影)
    石破茂首相(2024年12月撮影)
  • 発言は前橋市内で行われた意見交換会で出た(写真は石破氏のXから)
    発言は前橋市内で行われた意見交換会で出た(写真は石破氏のXから)
  • 石破茂首相(2024年12月撮影)
  • 発言は前橋市内で行われた意見交換会で出た(写真は石破氏のXから)

「『女性強そう』みたいな、なんか引いちゃうところがある」

   発言は、次のような内容だ。

「我々西日本の人間は、『北関東』って聞いただけでなんか怖そう。で、群馬県って聞くと、なんか『怖い人がたくさんいそう』みたいなところがあってですね。あと『女性強そう』みたいな、なんか引いちゃうところがあるんですけど」

   笑いを交えた発言ではあったが、特定の県や地域を名指しして「怖そう」などと語ったことについて記者団に真意を問われると、差別の意識はなかったなどと説明した。

「真意も何も、それはよく言われますよね。『かかあ天下とからっ風』っていうのは。そこに差別という意識は全くありません」

   「地域や女性への差別にはあたらないのか」との質問には、「ネガティブな響きではなく女性が芯が強く地域を支えているという意味合いで差別の意識はまったくない。義理人情に厚いことを申し上げているだけだ」などと説明した。

   石破氏の発言をめぐっては、SNSでは「いやまあそういうネタが広まっているのは解るけれども、総理大臣の立場で、その言い方で言うたらあかんだろうよ」といった困惑の声も出た。

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