「性急な結論を頂戴したことには正直驚きました」
会見後、理解を示す連絡もあったとするも「24時間も経たないうちに『公認取消』という性急な結論を頂戴したことには正直驚きました」。その上で、党執行部への不信感も明かした。
「明らかに執行部主導でご要請を受け擁立頂いたにも関わらず、執行部の責任において判断せずに、両院議員総会での決定という形をとる点にもかなり違和感がありました」
公認取り消しの理由についても「今回問題とされた事柄は、全て公認時に周知されていたこと」として、「公認前に選対面談を設けご指摘を頂戴することができたなら」と後悔をにじませた。山尾氏は自ら公認前に選対面談を申し出たが、「面談は不要とのご判断を頂戴した」という。
「このように、党から正式な公認内定を受けても、党の都合で排除されてしまう政党では、志ある方も今後立候補の決断に躊躇してしまうのではないでしょうか」と疑問をつづっている。
この上で、「国政への固い意思を引き出してくれた国民民主党には感謝しつつ、その統治能力には深刻な疑問を抱いておりますので、今後は一線を画させて頂ければと思っております。さきほど、国民民主党には離党届を提出いたしました」と明かした。