「11試合で14個の四死球を記録した点は障害となる可能性が」
「藤浪は5月の11試合で1失点、最近では8試合無失点と良い流れを継続したが、21試合で2勝1敗4ホールド、防御率5.79と競争力を証明できず、18日に解雇された。確かに最近の成績は良かったが、11試合で10回3分の2を投げ、14個の四死球を記録した点は、障害となる可能性がある」
そして、藤浪の今後について、次のように分析した。
「今年を含め、2シーズン連続で大リーグから呼び出しを受けていない事実は、藤浪が魅力的なカードではないことを示す要素だ。果たして藤浪の選択肢は何になるのか。日本への復帰もしくは、大リーグの昇格を目標にアメリカでキャリアを続ける、この2つのうちどちらかになる見込みだ」
藤浪は22年オフにポスティングシステムを利用して、阪神からオークランド・アスレチックスに移籍した。スポーツ紙によると、年俸325万ドル(約4億3900万円)ブラス出来高100万ドル(約1億2800万円)の単年契約だという。
開幕ロースター入りを果たし、4月1日のロサンゼルス・エンゼルス戦で大リーグ初登板。7月には、交換トレードでボルチモア・オリオールズに移籍した。24年は、ニューヨーク・メッツに移籍し、オフにフリーエージェント(FA)となり、25年1月にシアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。