「ホロコーストの記憶に対する深刻な侮辱」
イスラエルのコーヘン大使は19日、薛氏の投稿を引用し、日本語および英語で「中国の駐大阪総領事は、あらゆる一線を越えました」と厳しく非難した。
「ナチスの象徴を持ち出してイスラエルを非難するという、その恥ずべき扇動は、極めて不名誉であるだけでなく、反ユダヤ的であり、危険であり、ホロコーストの記憶に対する深刻な侮辱でもあります」と怒りをあらわにした。
さらに、「イスラエルは、核兵器での国家殲滅を公言し、弾道ミサイルを大量に配備する民族抹殺的なイラン政権から自国を守っています」と主張した。
日本政府に対しても、「私は、日本外務省が即座かつ断固とした対応を取ることを強く求めます。反ユダヤ主義と憎悪の扇動は、日本において一切容認されるべきではありません」と求め、外務省の公式Xアカウントやイスラエル外務省公式Xアカウントをメンションした。
薛氏は20日正午までに、問題の投稿を削除したが、本件に関する言及は行っていない。