北スウェーデンで暮らし、北欧での生活を発信するYouTubeチャンネル「犬とわたしと北欧暮らし Nordic living channel」が2025年6月14日に動画を更新。「【リアルなお金事情】登録者数2万~4万人の広告収益 驚きの納税額も初公開」と題し、YouTubeの利益や納税額などを赤裸々に告白した。
YouTube開設から丸3年...昨年は登録者数が倍増
YouTube開設から丸3年を迎えた「犬とわたしと北欧暮らし Nordic living channel」のなつこさん。2024年は週1本のペースで44本の動画を公開し、1年間で登録者数は2万6043人から、4万7434人と、倍近く伸びたという。
そして、年間の総再生回数は570万回、広告収益は430万8164円だったそうだ。月の収益の平均は35万9013円で、この広告収益以外にも、メンバーシップなどの収益もあるのだと語っている。
フリーランスとして活動してるなつこさんは、スウェーデン生活での納税額も公開。YouTubeの収益のほか、タイアップやPR動画、個人で引き受けた仕事を含め、年間の売上は560万円だったという。
さらに、経費の160万円を引き、利益は400万円ほど。スウェーデンでは住む地域によって所得税が変わるそうで、なつこさんの居住地域では33%とのこと。加えて、年金や健康保険、労災に相当する自己雇用者保険料という社会保険料も約29%支払うという。この社会保険料を払うことで、フリーランスでも育児休業給付金がもらえるのだそうだ。
北欧と日本の納税額を比較「さすが高福祉国家」
そして、実際の納税額は170万円。手元に残るのは230万円と、利益に対し半分近くを支払っている。日本の場合、利益が400万円の場合は158万円の控除があり、支払う税額は社会保険料を含めて84万円ほどと、比べてみると北欧の税額はかなり高いことがわかる。
これから育児休業などを予定しているなつこさんは、「高い税金を払うことに関しては、私にとか、自分の子供に返ってくるって考えると妥当なのかなと思ったりしています」と締めくくった。
コメント欄では、「さすが高福祉国家、納税額凄い」「日本の税金も高いな~と思っていたけど、びっくりしました!」「税金が高くてビックリだったけど、それが高福祉に繋がって安心して日々過ごせるなら納得の料金だなと感じました」といった声が寄せられた。