大阪・関西万博の公式サイトが2025年6月25日、観覧予約を受け付けている一部パビリオン・イベントについて、「開幕2か月の実績を踏まえた抽選の当選率や予約枠数などの最新状況」を発表した。当選率は2か月前抽選「8割」→7日前抽選「5割」公式サイトでは、「パビリオン・イベント予約の最新状況について~お早めに来場予約して事前の観覧予約をご活用ください~」と題したお知らせが掲出された。事前予約の機会は抽選・先着で計3回ある。具体的には「2か月前抽選」と「7日前抽選」(第5希望まで登録可、当選は上限1枠)、それらの空き枠が解放される「3日前空き枠先着」だ。ほかにも、入場して10分後からは「当日登録」に挑戦できる。開場後2時間ほどで予約枠はおおむね埋まるという一方、パビリオンによっては予約枠を順次解放するため午後もチャンスがあるとしている。当選率も明かしており、2か月前抽選は「7月来場分の抽選結果では、平均の当選率は8割程度、来場者数の多い日では6割程度」。7日前抽選は「5月来場分の抽選結果では、平均の当選率は5割程度、来場者数の多い日では3割程度」。3日前空き枠先着については、深夜0時の受付開始を待っても希望の予約を取れない可能性が高いとし、約2時間で「ほぼ全ての予約枠がなくなる状況」だと説明した。このような状況をふまえ、2か月前抽選を「『7日前抽選』よりも当選率が高く、ご希望のパビリオン・イベントの事前予約を取りやすい状況となっています。早期に来場予約をして、『2か月前抽選』をご活用ください」と勧めている。「午前や夕方17時以降」は申し込み少なめ予約抽選申し込みのポイントとして、「当選確率を上げるには・・!」の項目では、「金曜日、土曜日、日曜日、祝日のパビリオン・イベントの観覧予約は、多くのお客様の申し込みが予測され、特に、昼から午後の時間帯は申し込みが多くなっています。また、パビリオンやイベントによって当選枠数の規模が異なります」とも説明。予約可パビリオンの「1日あたりの総枠数」と「各抽選での当選枠数」を一覧表で公開しながら、「下記の表も参考に、比較的申し込みの少ない午前や夕方17時以降の時間帯や、枠数の大きいパビリオン・イベントを組み合わせて第5希望まで申し込みいただくことがおすすめです」と呼びかけた。表によると、計41施設のうち、最も大きい総枠5000以上を展開するのは「日本館」、「GUNDAMNEXTFUTUREPAVILION」、「ブルーオーシャンドーム」、「オーストラリアパビリオン」の4か所。次いで大きい総枠1500~5000未満は15施設あり、「大阪ヘルスケアパビリオンリボーン体験」や「PASONANATUREVERSE」といった比較的注目度が高いとみられる施設も含まれていた。
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