韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)が、大リーグのロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)の選手起用法を称賛した。
「キム・ヘソンが実力で先発勝ち取った」
ドジャースは2025年7月3日(日本時間)、シカゴ・ホワイトソックスと対戦。韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)が、「9番・セカンド」で先発出場した。キムは2日の同カード初戦に続いての先発出場となった。
この日のホワイトソックスの先発は、左腕ブランドン・アイサート(27)。キムは、これまで主に相手先発投手が右投げの際に、先発出場していたが、左投手に対しても先発で起用された。
キムの2試合連続先発出場に、韓国スポーツメディア「スポーツ朝鮮」(ウェブ版)は、「左腕先発相手に先発出場 実力で先発勝ち取った」などのタイトルで記事を公開。ロバーツ監督の選手起用法に対するこれまでの批判的な論調から一転、「冷静で理性的」と称賛した。
5月に大リーグに昇格したキムは、ここまで打撃が好調で、2日時点で打率.369を記録。守備では、ショート、セカンド、センターなど複数ポジションをこなし、チームに大きく貢献している。
打撃、守備で存在を示すキムだが、ここまでロバーツ監督の起用法は一貫しており、レギュラーではなく、あくまでも「サブ」としての起用だった。