国賓としてモンゴルを訪問中の天皇、皇后両陛下について語った元横綱・日馬富士の言葉がネットで話題を呼んでいる。
「雨も降って国民の皆様も大変喜んで、感激しています」
両陛下は、2025年7月6日よりモンゴルを公式訪問している。8日には、首都ウランバートルで国賓として歓迎式典に臨まれた。
インターネット上で注目を集めているのは、モンゴル側の関係者として式典に出席した元横綱・日馬富士のダワーニャム・ビャンバドルジさんのコメントだ。
報道によると、乾燥した気候のモンゴルでは「徳の高い人が来ると雨が降る」という言い伝えがあるという。両陛下が会場に到着したあと雨が降り始めたことから、ビャンバドルジさんは「雨も降って国民の皆様も大変喜んで、感激しています」と語った。
「日馬富士のコメント、気が利いててええな」
ビャンバドルジさんは現役時代、母国であるモンゴル国立法科大学通信課程に入学して警察官と弁護士の資格を取得するなど、「インテリ力士」としても知られた。
21年には城西国際大大学院を修了し、論文「新モンゴル日馬富士学園創設プロジェクト-全身全霊で行う小中高一貫教育-」で優秀論文賞を受賞していた。
現在は18年9月にモンゴルで開校した「新モンゴル日馬富士学園」の理事長として、次世代の育成に尽力している。
年間250日以上が晴天とされるモンゴルは、年平均降水量は東京の4分の1以下という非常に乾燥した気候だ。
こうした背景から、ビャンバドルジさんのコメントについて「日馬富士のコメント、気が利いててええな」「天皇陛下の行幸には天気ネタが付き物になってる気がするけど、乾燥した気候のモンゴルへの行幸啓で雨が降るの凄すぎるし日馬富士のコメントが素敵」といった声が相次いだ。
また、「徳の高い人」という表現について、「『徳仁』も掛けているのかしら 日馬富士教養あるな」など、天皇陛下のお名前にかけた解釈を示す声もあった。
天皇皇后両陛下
— Asashoryu第68代横綱朝青龍???????? (@Asashoryu) July 8, 2025
モンゴル????訪問先歓迎式典に参加させたこと心から感謝しております。
天皇陛下から2007年の皇太子時代にモンゴル訪問し、父ドルゴルスレンのお話し大変覚えておりました。感無量です????
陛下、モンゴルへようこそ??????????????????????