プロ野球DeNAが、大リーグのシアトル・マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となった藤浪晋太郎投手(31)の獲得調査に乗り出している。複数のスポーツ紙が2025年7月10日に報じた。藤浪は近日中に帰国する予定藤浪は、25年1月にマリナーズとマイナー契約を結び、マリナーズ傘下の3Aタコマでプレーした。今シーズンは21試合に登板し、2勝1敗4ホールド、防御率5.79を記録。直近8試合は連続無失点と調子が上向いていたが、6月17日に自由契約となった。報道によると、藤浪は近日中に帰国するという。DeNAは8日にかつてチームに所属していたマイク・フォード内野手(33)を再獲得。これに続き、元中日のダヤン・ビシエド内野手(36)の獲得調査を行っており、ビシエド、藤浪が加入すれば大補強となる。インターネット上では、DeNAの獲得調査報道が大きな話題となり、藤浪関連のワードがトレンド入り。一方で、DeNAファンの心中は複雑なようで、Xでは次のようなコメントが寄せられている。「調査だけで終わってほしいDeNA」「制球難が相変わらずなので戦力の底上げになるかはちょっと不安」「藤浪晋太郎氏がDeNAって?やめて!」「期待より覚悟が先かもしれない」「制球難で活躍できない可能性」「藤浪のコントロール難点なのにどこで使うの?」「劇薬注入ってとこだろうか。その薬、効くのかな?」「何か謎の改良プランでもあるのだろうか?」「調査だけで終わってほしいDeNA」「辞めとけって...彼の制球難は一生治らないと断言する」大阪桐蔭高校出身の藤浪は、12年ドラフト会議で阪神から1位で指名されて入団。ルーキーイヤーの13年は、24試合に登板して10勝6敗、防御率2.75を記録した。14年は11勝、15年は14勝と、3年連続で2桁勝利をマークした。キャリアハイとなった15年以降は低迷が続くも、22年オフに大リーグに挑戦。ポスティングシステムを利用して阪神からオークランド・アスレチックスに移籍した。米メディアによると、年俸325万ドル(約4億2000万円)の単年契約だったという。その後、ボルチモア・オリオールズ、ニューヨーク・メッツと渡り歩き、25年1月にマリナーズとマイナー契約を結んだ。
記事に戻る