漫画家・倉田真由美氏が2025年7月15日にXで、物価高騰などで生活に苦しむ人たちが増えている状況で「今いらない」政治家について持論を展開した。一連の投稿では、世襲議員やタレント議員に対する批判も暗に込めている。
「よく分かっていない政治家は今いらない」
7月13日の投稿でも、公職に立候補する政治家の2世3世やタレントを批判した。「立候補する時に既にいろんなものがお膳立てされていて、まったくの無能でも当選してしまうことが結構ある。本当にもう、そういうのは勘弁して欲しいんです」。
続けて、倉田氏は「(官僚が作成した)答弁を意味もわからないまま読むだけの係に、大事な議席を与えたくない」と主張。さらに、「意味を碌にわかっていないから、書面の中にある重要な文言など読み間違いをする。本当にもう勘弁して」と訴えた。
15日の投稿では、昨今求められている政治家について持論を展開し、「今いらない」政治家についても言及した。倉田氏は次のように述べている。
「給料が上がらないまま物価や税金、社会保険料が爆上がりし昔より国民の生活が苦しくなっている今、その問題に真正面から斬り込んでくれる政治家は必要。ここに触れられない、よく分かっていない政治家は今いらない」
別の投稿では、答弁を読み間違える議員を批判。「それまでの人生であまり文字を読んできていないことを白状しているようなもの」とし、「文字を読んできていない人が、どうやって『勉強してきた』といえるのか?」と疑問を投げかけた。
倉田氏は、「不勉強な政治家を税金で養うほど余裕はないよ、この国は」と訴えた。続く投稿では、「こういうの、世襲やタレント議員に多い気がするのは私だけじゃないのでは」とし、世襲議員やタレント議員に対する批判も暗に込めた。
さらに倉田氏は、「『有名だから』で選ぶのはやめてほしい」としている。