参院選の東京選挙区で当選した立憲民主党・塩村文夏氏(47)が、2025年7月24日にXで献金に感謝を伝える投稿をしたが、その言い回しに一部で批判の声が寄せられた。塩村氏は25日、批判に対して「本質は行間にある」「大切なことは外形から分かる真実です」などと反論した。
「私に献金をくださる重みは...」
塩村氏は、「メッセージと共に献金の申込みが届いていました。次に向けて頑張ってくださいとの声がほとんどで、励まされます」と報告。「もちろん、与党のような大金ではなく、どれも数千円ですがプライスレスな価値があります。明日からも頑張ります!」と伝えた。手紙を書く様子の自身の写真も添えていた。
Xではこの投稿の、「どれも数千円ですが」との言い回しに「失礼」「支持者を下に見ている」などと批判的な声が寄せられた。
塩村氏は翌25日にXを更新し、プリントした献金の申込み用紙について、「選挙中心配かけただけの厚みがあり、気持ちが温かくなります」と伝えた。申し込み者のなかには非正規雇用の人や年金暮らしの人も少なくないといい、「そのなか、私に献金をくださる重みは金額が数千円が多いからこそ、私は負けてはいけないと思うんです」(原文ママ)と思いを明かした。
「これは分からない方もいるかもしれませんが、分からない方にはそれでいい」とも述べた。