札幌猛暑日でテイクアウト休止、サンドイッチ店がX話題 売り上げ2割減も...「安全」重視で

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「地下を歩くお客さんが増えてる」恩恵に期待も

   札幌では猛暑日自体がまれで、数年前にも同様の措置を取ったことはあるものの「あるとしたらお盆前後」。しかし今年は1か月ほど早く、7月時点でこのような事態に。今後も猛暑日予報がありそうだとして、その場合、今年に関しては全てのテイクアウトを休止するとしている。

   加えて、「外国人の比率も高まっていますので、持って帰ってそのままホテルの冷蔵庫に入れて明日の朝に食べるとか、そういう人がいないとも限らない。やはり今回は危ないねということで止めました」とも考えたという。

   田村代表は、テイクアウトをやめたことで売り上げは2割ほど減ったと明かしながら、「ただそれには代えがたいものなので、安全に召し上がっていただくというのは」と思いを伝えている。

   今のところ、暑さによる店への悪影響は他になく、「野菜に関しては出来る限り北海道産を使うので、今後、野菜の生育とか...今年は雨も少ないのでそういった面は心配です」。

   店からほど近い大通公園では夏の名物、ビアガーデンが始まったばかり。例年は地下が暑いために地上を歩く人が散見され、地下3階に店を構える「さえら」も夕方の客が減少傾向だという。ただ今年の場合は「地下を歩くお客さんが増えてるので、そういった方に少しでも来ていただければ」とし、暑さの恵みに期待している。

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