伊東市・田久保市長「7月中の辞職」トーンダウンか、よもや退職金絡み? 百条委の回答拒否で罰則もあり得る

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   静岡県伊東市の田久保真紀市長は2025年7月25日、証人として出頭するよう求められていた市議会の百条委員会を欠席した。田久保市長は「証言を求められているのは、いずれも回答が事実上不可能な内容を含むものであり、不適切な請求」などと出頭を拒否する回答書を提出した。

   18日に「今月中に辞職することが希望」と述べていた同市長。この日は報道陣に「一応考えとしては持っているが...」と、時期については明確にしなかった。

  • 伊東市・田久保市長(伊東市のウェブサイトより)
    伊東市・田久保市長(伊東市のウェブサイトより)
  • 『広報いとう』2025年7月号より
    『広報いとう』2025年7月号より
  • 伊東市・田久保市長(伊東市のウェブサイトより)
  • 『広報いとう』2025年7月号より

議会は激怒「市民に対して説明を逃れている印象」

   25日の百条委では、委員から「自分は正しいって思う部分なのに、それを理由に出頭しないっていうのはもう権利を主張しすぎておかしなことになっている」などの意見が噴出。市長が「卒業証書」とする書類の提出を拒んだことについて、提出拒否の理由は「正当ではない」と結論付けた。

   また、出頭拒否についても、「正当な理由ではないことを、委員会として結論いたしました」(伊東市議会・中島弘道議長)とした。

   市議会の青木敬博副議長は「敵前逃亡みたいな感じですよね。市民に対して説明を逃れているという印象。最終的には顧問弁護士と話して、決定することになるが、自分の今の個人的感覚では罰則は適用されると思っています」と厳しい口調で非難した。

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