元セクシー女優でタレントの三上悠亜さんが2025年7月27日に行われたボートレースのイベントでウエディングドレスを着用したことをめぐり、SNSに波紋が広がっている。「これは気の毒」「そんなの誰が着ようと関係なくね?」発端となったのは、三上さんが27日のイベントで着用したウェディングフォト専門店のドレスだった。三上さんは同日、インスタグラムで着用写真を公開。「今日はボートレース徳山のゲストステージに 出演させていただきました」「毎日イベント続きで 可愛いドレス着させていただけてそれも幸せ」などとつづっていた。ドレスのデザイナーもこの投稿を自身のインスタグラムアカウントで紹介していた。Xでは、このドレスを結婚式後の「後撮り」で着用予定だったという花嫁が「AV女優に貸すって知ってたら契約しなかった」などと投稿。女性は専門店オリジナルのドレスであり替えがないこと、このドレスのために靴や小物を揃えるなど楽しみにしていたという。後の投稿では、「公営ギャンブルのイベント用衣装に貸し出された」こと、「(元セクシー女優として)かなり著名な人が着たことを大々的にPRされた」ことなどを理由に、店側の対応への不信感をつづっている。女性の投稿には、「てっきりウエディングドレスのモデルとして着用したと思ったらそうじゃなくて ただのイベントでの着用だったんですね 自分が心から後撮りで着たいと思ったドレスが そういう扱われ方をされたってことだけでも悲しいですよね」「男から見てもこれは気の毒。相手に悪意はないと言えど、せっかくの晴れ舞台をモヤモヤして気持ちで迎える事になってしまいそう...」など共感の声もある一方で、「そんなの誰が着ようと関係なくね? 誰のために着るの? 何の為に着るの?」といった指摘も寄せられるなど、賛否の声が寄せられている。「職業だけで人格も価値も否定されるなら、それはもう差別以外の何でもない」関係者や著名人も、この投稿に反応している。漫画家の倉田真由美さんは、自身のXに「『着ようと思っていたドレスをAV女優が着ていて最悪』というポストに10万人以上が賛同しているのを見て気分が悪くなった。職業差別、したとしてもそれを心の中に留めておけないのかね。下劣すぎる」と批判。続く投稿では、「『AV女優が着たドレスは嫌だ』と感じてしまったならそれは仕方がない」としつつ、「その人の中にある感情で、その人自身が自分だけで処理すべき問題だ。しかしそれを表に出すのは違う。露骨な差別、下劣な行為で、これを良しとする人たちが多いことを憂う」とつづっている。セクシー女優の鳳カレンさんは、「じゃあお前らユニクロもSHEINもなんも着れなくなるで?!!」と反論。セクシー女優の月島さくらさんは、セクシー女優のウェディングドレス着用について批判的な声が多いことに対し「やっぱり悲しさよりも悔しさが勝ちました」。「どれだけ努力しても、どれだけ真面目に向き合っても、職業だけで人格も価値も否定されるなら、それはもう差別以外の何でもない」としている。元セクシー女優の川上なな実さんは、「ウエディングドレスをAV女優が着ていたら契約しなかった というメッセージを目の当たりにしたら悲しいものです」と率直な思いを明かした。
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