料理研究家のリュウジさんが2025年7月28日、「味噌汁を沸騰させるか否か」をめぐる検証動画の続報を公開した。SNSでは、リュウジさんによる一般ユーザーへの対応に疑問の声が上がっている。「『味噌汁はまずくなるから沸騰させんなバカ』とかいう人居ませんか?」リュウジさんは26日、Xに「あなたの周りに『味噌汁はまずくなるから沸騰させんなバカ』とかいう人居ませんか?」「『新事実、味噌汁沸騰させた方が旨い』炎上覚悟です」と投稿。味噌汁の調理法をめぐる検証動画を公開した。SNSでは6月下旬、一般ユーザーの投稿をきっかけに「味噌汁は沸騰させるべきか否か」をめぐる議論が勃発。味噌の風味が飛ばないよう火を止めてから味噌を溶く派、食中毒の予防のために煮立たせる派など、さまざまな意見が飛び交った。動画では、「沸騰なし」「1分沸騰」「10分沸騰」の3種類の味噌汁を作り、スタッフによるブラインドテストを実施。「10分沸騰」のものはすぐに分かるとした上で、「しょっぱいけど、味噌の風味がめちゃくちゃ飛ぶ、とかはあんまないかもしれない」と評価し、「煮込むからこそおいしい味噌汁」とのレシピを紹介した。「誹謗中傷される風に誘導しなくても......」に「あ、ごめんなさい」波紋を広げているのは、検証動画のきっかけとなった一般ユーザーとのやりとりだった。発端となった投稿では、あるユーザーが味噌汁を煮立たせない作り方をしていると話したところ、周囲に「昭和の話」と嘲笑された、としていた。リュウジさんは発端となった投稿を引用し「試しました 煮立たせた方が旨かったです 令和の勝利です」と投稿。突然「晒し上げられる」かたちとなったユーザーは、「こんな風に誹謗中傷される風に誘導しなくてもいいじゃないですか...」と返信し、困惑。実際に、ユーザーのもとには2200件以上のコメントが寄せられ、批判や誹謗中傷とも取れるような投稿もあった。リュウジさんは「あ、ごめんなさい」とした上で、「以前引用させていただき、検証すると宣言したのでご報告でした チャンネル内でも言ってますがあくまで『僕の見解では』そうでした」と返信。厳しい声を受けたとするユーザーに、「誹謗中傷してるヤツはろくでもないのでお気になさらず、僕にも今死ぬほど『味覚と嗅覚死んでる』とか来ます」などとしていた。「これが令和の大人の対応というものですか」書き込みを投稿した人は、「まあ、何が悲しかったって、大きなアカウントの人に『味噌汁は味噌を入れてから沸騰させても美味しかった』じゃなくて、『味噌汁は味噌を入れてから沸騰させた方が美味しい。令和の勝利!』って言われたこと」と、率直な胸中を明かした。リュウジさんは28日までに一連の投稿を削除している。なお、リュウジさんは28日、「みそ汁沸騰させた方が方が旨いって言ったら恐ろしい数の誹謗中傷が...」とXに投稿。「ブラインドテストした結果を述べているので特に先入観とかは無いす」とした上で、「明らかに動画見ずに誹謗中傷してませんか?」とつづった。続く投稿では、「折角炎上したので論争になったマルカワみそさんに教えていただき 沸騰どころか火も入れない みその風味を一番感じる【冷やしみそ汁】作ってみた」として、冷たい味噌汁のレシピを公開している。
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