三代目JSB今市隆二氏、タクシー運転手に暴行・脅迫容疑で書類送検 被害者側声明、誹謗中傷や特定行為にクギ

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   「三代目J SOUL BROTHERS」の今市隆二氏が、タクシー運転手に対して「殺すぞ」などと脅したとして、暴行と脅迫の容疑で警視庁に書類送検されたと報じられた。これを受けて今市氏側と被害者側の双方が声明を発表した。すでにタクシー会社とは示談が成立し、今市氏側は被害者個人にも示談を申し入れているが、現時点では成立していない。

  • 今市隆二氏(21年11月撮影)
    今市隆二氏(21年11月撮影)
  • LDH JAPAN公式サイトより
    LDH JAPAN公式サイトより
  • レイ法律事務所の発表より
    レイ法律事務所の発表より
  • 今市隆二氏(21年11月撮影)
  • LDH JAPAN公式サイトより
  • レイ法律事務所の発表より

LDH JAPANが今市氏への処分を発表

   報道によると、事件があったのは4月5日。今市氏はタクシーに知人と同乗しており、酒に酔っていたとみられるという。

   報道を受け、今市氏が所属する LDH JAPANは、7月31日に声明を発表。次のように報告した。

「本人が酒に酔った状態でタクシーに乗車した際、同乗していた友人との間で口論となり、その結果、車内外において乱暴な言動をとるという、誠に不適切かつ社会的に看過できない行動があったことが判明いたしました」

   当該行為について、「本人が同乗者との間で感情的になったことに起因」と説明したうえで、「そのような事情の有無にかかわらず、第三者である乗務員様にご不安とご心痛の念を抱かせてしまい、さらには業務に支障をきたす結果となってしまいましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

   タクシー会社に対しては、4月中に今市氏本人から謝罪と示談の申し入れをし、示談が成立したという。被害者のタクシー運転手に対しては、「本人から真摯な気持ちで謝罪と和解の申し入れを行っており、今後も誠意ある対応を続けてまいります」とした。

   LDH JAPANは今市氏に対し、コンプライアンス委員会を開催し、「本人に対して報酬返上と自宅謹慎を含む厳正な処分」を行ったとした。今市氏本人について、「今回の行為の重大性を深く認識し、日々自らの行動を省み、反省に努めております」と伝えた。

   報道された書類送検には触れていない。

タクシー会社とは示談成立も...個人とは「成立しておりません」

   一方、被害者タクシー運転手の代理人弁護士が所属しているというレイ法律事務は31日、「今市隆二氏による暴行、脅迫被疑事件について」とする声明を発表。被害者の認識を説明した。

   声明では、今市氏と被害者との間に面識はなかったとし、事件の経緯について、

「行先指示や経路を誤った、今市氏の言動に反論や反抗した、今市氏を刺激する言動を行った、今市氏と口論になった、今市氏から接客態度を指摘されたという事実は一切なく、今市氏から一方的に行為を受けました」

と説明した。また、被害者から今市氏や LDH JAPANに対して示談金や解決金の名目を含めた金銭要求はしていないとし、「金銭目的で被害届を提出した事実もありません」とした。

   今市氏からは代理人弁護士を通じて謝罪と示談提案があったが、「現時点において示談は成立しておりません」とも伝えた。

   この声明を発表したことについて、「インターネット上だけでなく被害者の身近な生活環境における憶測の排除及び被害者の名誉保護のため、事実関係について補足説明いたしました」と説明。被害者への誹謗中傷や憶測の流布、被害者を特定する行為などに対しては、「法的措置を取らざるを得ませんので厳にお控えください」と注意喚起した。

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