元中日2軍監督が欲しかった阪神選手、プロ6年目の右打者 「環境変えれば活躍」パンチ力ありサードも守れる

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   プロ野球中日の元2軍監督で野球解説者の片岡篤史氏(56)が、2025年7月31日にユーチューブを更新し、2軍監督時代に欲しかった阪神の選手を挙げた。

  • 阪神の本拠地・甲子園球場
    阪神の本拠地・甲子園球場
  • 阪神の本拠地・甲子園球場

「今季の阪神は、ある程度レギュラーを固定してきている」

   片岡氏は現役時代、阪神で5年間プレーした。06年シーズンを最後に現役引退し、10年に阪神の1軍打撃コーチに就任した。

   22年シーズンから中日の2軍監督に就任。2年間、2軍監督を務め、24年は1軍のヘッドコーチとして、当時の立浪和義監督(55)を補佐した。

   中日の2軍監督時代、イースタン・リーグの試合で阪神と対戦してきた片岡氏。注目していた選手として、プロ6年目の小野寺暖外野手(27)の名を挙げた。

   大阪商業大学出身の小野寺は、19年ドラフト会議で阪神に育成1位で指名され入団。21年4月に支配下登録を勝ち取り、21年シーズンは34試合に出場して、打率.179、1本塁打、2打点を記録した。

   片岡氏は「(2軍監督時代に)俺らが見ていた小野寺暖」と切り出し、「右バッターだし、パンチ力もあるし、サードも守れる。環境を変えれば活躍するんじゃないかな。例えば若い選手が出てきたりして、年齢的にも谷間になってくる場合がある。タイガースの場合は、(今シーズン)ある程度レギュラーを固定してきている」と語った。

「榮枝は2軍で見ていたとき、欲しいなと思った選手のひとり」

   小野寺は今シーズン、開幕1軍に名を連ねるも、出場機会に恵まれていない。出場試合はわずか2試合で、打席には1度も立っていない。4月23日のDeNAに出場して以来、2軍での生活が続いている。

   片岡氏は、欲しかった選手として、プロ5年目の榮枝裕貴捕手(27)の名も挙げた。

   立命館大学出身の榮枝は、20年ドラフト会議で阪神から4位で指名されて入団。21年シーズンから昨シーズンまでの出場はわずか4試合だ。

   今シーズンは5試合の出場にとどまっている榮枝に対して、「榮枝というキャッチャーは、なんでもそこそこできるが、(捕手に)坂本(誠志郎)と梅野(隆太郎)の2人がいるから、なかなかチャンスがない。その中で、榮枝は2軍で見ていたとき、欲しいなと思った選手のひとり」との評価を与えた。

   プロ野球の25年トレード期限は、7月31日で終了した。セ・パ両リーグにおいて、トレード終了間際の大きな動きはなかった。

姉妹サイト