歌舞伎俳優の市川團十郎さんが2025年8月6日にブログを更新し、歌舞伎俳優だった亡き父・堀越夏雄さん(十二代目團十郎、13年に66歳で死去)の誕生日だとして、幼少期の思い出を振り返った。
「父との時間を振り返る時」
團十郎さんは「8月6日は、」と題したブログエントリーを公開し、広島に原爆投下された日だとしながら「私にとっては父の誕生日、、でもありまして、すみません、」と切り出した。
「生きていたら、79歳、、父との時間を振り返る時でもあります、」と偲び、自身が9歳の頃に家族でハワイ旅行した時のエピソードを披露している。好物の卵かけご飯を人生で初めて食べた場所だとして、当時の父とのやり取りを、
「朝はソーセージやパンが好きな父、毎日それでしたが ある時 急に卵かけご飯を食べていて、とても美味しいから食べてごらんなさいと、言われて」
と振り返った。「初めて食べたのがハワイでした、、とても美味しくてびっくりした記憶あります。それ以降 皆さんご存知の通り 私は卵かけご飯が大好きです、」ともいう。
続けて「その話を昨日子供達に話しました。ふーん、とほぼ無関心でしたが、私と父の話を聞いて欲しかった私がいます、」と明かした團十郎さん。最後は「父の誕生日、そして広島原爆の日 黙祷」と結んでいる。