【広陵】部員は「家族」、蒸し返される中井監督の過去発言 「みんなが喜ぶような自分になれよって」

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「広陵のやり方っていうか、中井の在り方ですよね」

   そのうえで、中井監督は次のような言葉で結んでいる。

「全国から毎年50人近い部員が来てくれて、ありがたいあまりですよね。自分の近くの学校に行けばレギュラーになれるだろうし。3年間、一生懸命やれば。ベンチも入れるだろうし。

覚悟があってここに来てるから。大切にしたいし、間違ってることは間違ってるって本当に叱ってやりたいし、野球が上手い下手じゃなくて、頑張ってる子には『よう頑張るの、カッコええね』って声かけてるのが広陵のやり方っていうか、中井の在り方ですよね」

   広陵高校をめぐっては同校野球部員が上級生に殴られるなどの暴力を受けたとするSNS情報が拡散し、同校は6日に公式サイトで、1月に当時の1年生に対して2年生4人が「暴力を伴う不適切な行為」をしたと認め、経緯説明と謝罪をした。

   騒ぎとなるも7日には甲子園で初戦に臨み、旭川志峯を3対1で下した。一方で広陵高校は8日、元部員が23年に監督やコーチ、一部部員から暴力を受けたとする情報にも言及。学校側の調査では事実確認できなかったものの、第三者委員会を設置して調査を進めているとした。

   一連を受けて先の動画コメント欄には、「何が全員家族だよ」「家族って言うなら守れよ」「そんなに選手がいるなら加害者を出場停止にすべきだった」などと厳しい声が殺到。中井監督が部員を「家族だと思ってる」と発言した場面はXでも拡散され、波紋を広げている。

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