「溝口COOはノーボーダーで頑張ってください」
そして、運営サイドの思惑を推測し、こう続けた。
「たぶん(運営が)ニュースターを作ろうと思っているから、知らない人がたくさん出た。僕はブレイキングダウンが好きだから、オーディションも見るが、正直、今回はほぼほぼ(映像を)飛ばしていた。知っている人が出てるとか、ストーリーがある人を見ていたが、『結構ヤバいんじゃない?』というくらいのレベル」
寺田が唯一、評価したのが審査員を務めた萩原氏だ。「萩原さんが今回、瓜田(純士)さんのポストに座っていた。あれは華が増えてよかった」と評価し、「BreakingDown」のCOOを務める溝口勇児氏(40)に言及した。
溝口氏は、「BreakingDown」のオーディションで審査員を務めており、「BreakingDown16」のオーディションでは、参加者の瓜田純士から「お前いろいろ私物化してんじゃねえの」と詰め寄られる場面もあった。
これまで溝口氏に対して、忖度なしに意見してきた寺田は「朝倉未来と(萩原が)並んで新生ブレイキングダウンという感じがした。これからあれでいこう。すぐに溝口を外せ。溝口COOは(立ち上げたばかりの動画番組プロジェクトの)ノーボーダーで頑張ってください」と訴え、「とりあえず(BreakingDown)16.5を見ましょう」と締めくくった。
なお、「BreakingDown16.5」は、10日に都内で開催され、11試合が行われた。メインは、格闘技団体「RIZIN」に無断出場して「BreakingDown」を出禁となっていたとしぞうが、総合格闘家・竹見浩史郎と対戦し、1回26秒KO負けを喫した。